アンファン‐テリブル【(フランス)enfant terrible】
《おそるべき子供たちの意で、コクトーの小説の題名から》子供ゆえの無邪気さと残忍性とで大人を恐れさせるような、早熟な子供のこと。
いぶり
[名・形動ナリ] 1 残忍なこと。また、そのさま。「勇みたけくして—なることあり」〈丹鶴本神代紀・上〉 2 すねたり、ふてくされたりすること。また、そのさま。「意見をすれば—を出し」〈浄・卯月の紅葉〉
おに‐ごころ【鬼心】
鬼のように残忍な心。「何と云う恐ろしい—が」〈木下尚江・良人の自白〉
きょう‐あく【凶悪/兇悪】
[名・形動]性質が残忍で、ひどい行為をすること。また、そのさま。「—な犯罪者」 [派生]きょうあくさ[名]
きょうあく‐はん【凶悪犯】
残忍な犯罪を実行した者。 [補説]警察白書では、殺人・強盗・放火・強姦(強制性交等)の罪を犯した者をさす。
きょうかいせい‐パーソナリティーしょうがい【境界性パーソナリティー障害】
《borderline personality disorder》パーソナリティー障害の一。神経症と精神疾患の境界にあるとみられる病態。ふだんは円満な性格の人がちょっとしたことをきっかけに、残忍...
きょう‐ぞく【凶賊/兇賊】
残忍で凶悪な賊。
きょう‐ぼう【凶暴/兇暴】
[名・形動]性質が残忍で非常に乱暴なこと。また、そのさま。「—な犯人」「—性を帯びる」 [派生]きょうぼうさ[名]
きょう‐ゆう【梟雄】
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。
け‐らく【快楽】
1 仏語。煩悩から解放されて得られる安楽。また、浄土の安楽。 2 「かいらく(快楽)」に同じ。「残忍の外—なし」〈露伴・五重塔〉