袖(そで)を引(ひ)・く
1 袖を引いて人を誘う。催促する。「早く帰ろう、と母親の—・く」 2 人の袖を引いてそっと注意する。「もっと小さい声でと—・く」
そ‐ぼ【祖母】
父母の母親。おばあさん。⇔祖父。
たい‐ない【胎内】
1 妊娠した母親の子宮の中。胎中。 2 像の内部。特に、仏像の内部。「—仏」
たいない‐かんせん【胎内感染】
母子感染の一つ。胎児が母親の子宮内で細菌やウイルスに感染すること。
たいないひばく‐しゃ【胎内被爆者】
広島・長崎に原爆が投下されたときに、母親の胎内で被爆した人のこと。胎児被爆者。→被爆者
たたい‐じ【多胎児】
一人の母親から同時に生まれた複数の子供。
たつのこたろう【竜の子太郎】
松谷みよ子による長編の児童文学作品。日本各地の民話を下敷きに、竜になった母親を訪ねて旅をする少年、太郎の成長を描く。昭和35年(1960)、第1回講談社児童文学新人賞を受賞して刊行された。第8回...
たらちね【垂乳根】
《枕詞「たらちねの」から》 1 母。母親。「—の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈増鏡・新島守〉 2 親。両親。父母。「—はいかに哀れと思ふらむ三年になりぬ足たたずして」〈今鏡・...
たらち‐め【垂乳女】
《「垂乳根(たらちね)」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉
たんこう‐るい【単孔類】
単孔目の原始的な哺乳類の総称。肛門・尿管・卵管が、鳥類や爬虫(はちゅう)類のように単一の排泄孔(はいせつこう)に開く。卵生で、卵からかえった子は母親の腹部の乳腺から乳を飲んで育つ。歯はなく、口は...