かくていてき‐えいきょう【確定的影響】
放射線被曝が人体に及ぼす影響を分類する概念の一つ。放射線量がある閾値(いきち)を超えた時に確実に症状が現れ、放射線量が高いほど症状が重くなるような影響を指す。脱毛、皮膚障害、白内障などの症状があ...
かく‐の‐このみ【香の菓】
《香りのよい果実の意》橘(たちばな)の果実。かくのみ。「多遅摩毛理(たぢまもり)を常世(とこよ)の国に遣はして、時じくの—を求めしめ給ひき」〈記・中〉
かく‐まき【角巻(き)】
大きな四角の毛布でできた肩掛け。東北地方の婦人用防寒具。《季 冬》「男見て—の背がふとうごく/楸邨」
かくれ‐あそび【隠れ遊び】
1 人に隠れて遊興すること。「おとといから廓(なか)へ引けこんで—をしているということを」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 「隠れん坊」に同じ。「昔せし—になりなばや片隅もとに寄り伏せりつつ」〈聞書集〉
かけ‐もの【掛(け)物】
1 「掛け軸」に同じ。 2 寝るとき、からだにかける毛布・布団など。 3 豆やケシの実・ゼリーなどを芯(しん)にして砂糖をかけた干菓子。豆板・コンペイトーなど。
か‐げ【鹿毛】
馬の毛色の名。体は鹿に似た褐色で、たてがみ・尾、足の下部などが黒い。
かざり【飾り】
1 飾ること。また、飾るもの。装飾。装飾品。「客間の—にする」「胸に花の—をつける」 2 表面、外見をよく見せようと取り繕うこと。飾りけ。「—のない素朴な人柄」 3 実質的な意味はもたず、体裁を...
かざん‐もう【火山毛】
噴火の際にマグマの一部が引き伸ばされて固まった、ガラスの毛髪状の破片。火山の女神ペレーにちなみ、ペレーの毛ともいう。
かしどり‐おどし【樫鳥威】
《模様が樫鳥の羽毛の配色に似ているところから》鎧(よろい)の威の一。白、薄縹(うすはなだ)、紺の緂(だん)で矢筈(やはず)に打った平組みの緒を用いた威。かんどりおどし。
カシミア【cashmere】
《「カシミヤ」とも》 1 カシミア山羊の軟毛を用いて綾織りにした、滑らかで光沢のある最高級の毛織物。刺繍(ししゅう)や縫い取りで文様を施し、ショールなどにする。カシミール地方の産。 2 梳毛(そ...