みんかん‐りょうほう【民間療法】
民間に流布し、医師にかからないで行う経験的な療法。
みん‐ぎょう【民業】
一般の人の営む事業。民間事業。→官業
みんぎょう‐あっぱく【民業圧迫】
同種の事業を行う政府・地方公共団体などの公共部門と民間部門との間で、公正な競争が確保されず、民間の事業者が不利な競争を強いられること。
みん‐ぐ【民具】
一般民衆が昔から日常生活に使ってきた道具・器具の総称。
みん‐けん【民権】
人民の権利。人民が政治に参加する権利。「自由—運動」「王室の虚威を減少して—を興起し」〈福沢・文明論之概略〉
みんけん‐しゅぎ【民権主義】
1 民権の伸長を目的とする主義。 2 孫文の唱えた三民主義の一。→三民主義
みんけん‐とう【民権党】
明治前期、民権を主張した党派。主に土佐の立志社に対して用いられた称。
みんけん‐ろん【民権論】
個人や国民の自由・権利の確立こそが国権を確保するための前提であるとする思想。明治前期に唱えられたが、やがて国権論に圧倒された。
みん‐げい【民芸】
一般民衆の生活の中から生まれた、素朴で郷土色の強い実用的な工芸。民衆的工芸。大正末期、日常生活器具類に美的な価値を見出そうと、いわゆる民芸運動を興した柳宗悦(やなぎむねよし)の造語。「—調の家...
みんげい‐ひん【民芸品】
一般民衆の生活の中から生まれた、その地方独特の手工芸品。