きこん‐に【気根に】
[副] 1 根気のあるさま。「先から—弾きやす」〈洒・売花新駅〉 2 気ままに。自由に。「そんなら—呑みなせえ」〈洒・粋町甲閨〉
きずい‐きまま【気随気儘】
[名・形動]勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。わがまま勝手。「—に生きる」
驥足(きそく)を展(の)ば・す
《「蜀志」龐統伝から》 1 優秀な素質をもっている人が、その才能を存分に現す。「二人は秀才だったにも拘らず…その—・すことができなかった」〈中山義秀・厚物咲〉 2 自由に振る舞う。気ままに行動す...
こうとう‐ゆうみん【高等遊民】
世俗的な労苦を嫌い、定職につかないで自由気ままに暮らしている人。明治末期から昭和初期の語。
心(こころ)に任(まか)・せる
1 自分の思う通りに行う。勝手気ままにふるまう。「—・せてどこへでも行く」 2 自分の思い通りになる。「—・せたることのやうに、いと易きことにありなん、と答ふれば」〈宇治拾遺・一五〉 3 相手の...
怖(こわ)いものなし
恐ろしいと思うものがなく、かって気ままに振る舞える。「天下に—の権力者」
し‐こう【恣行】
[名](スル)ほしいままに行うこと。かって気ままに振る舞うこと。
しょう‐ゆう【縦遊】
[名](スル)気のむくままに遊ぶこと。気ままに諸方をめぐり歩くこと。「恣意—する者あること少し」〈川井景一・横浜新誌〉
しょう‐よう【徜徉/倘佯/倡佯】
[名](スル)気ままに歩き回ること。逍遥(しょうよう)。「春風に吹かれながら—する年少の男女がある」〈魯庵・社会百面相〉
しょう‐よう【逍遥】
[名](スル)気ままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。「郊外を—する」