き‐りゅうさん【希硫酸/稀硫酸】
低濃度の硫酸の水溶液。
きん‐しつ【均質】
[名・形動]成分や密度、また品質などにむらがなく一様であること。また、そのさま。等質。「—な水溶液」「—な製品を生産する」
きんぞく‐じゅ【金属樹】
金属の樹枝状結晶。金属イオンの水溶液にイオン化傾向が異なる金属を入れると、イオン化傾向が小さい金属が樹枝状に析出する。銀樹・銅樹・鉛樹・錫樹などが知られる。
ぎんシアンか‐カリウム【銀シアン化カリウム】
銀の塩化物の水溶液にシアン化カリウム水溶液を加えて得られる無色の結晶。銀めっきに用いる。ジシアノ銀(Ⅰ)酸カリウム。
ぎん‐じゅ【銀樹】
銀イオンの水溶液から析出した金属樹(樹枝状結晶)。
クロム‐さん【クロム酸】
クロム酸塩を生じる酸。水溶液中でのみ知られ、酸化クロム(Ⅵ)が水に溶けてできる。低濃度で黄色、高濃度になると赤から赤黒色になる。また俗に、酸化クロム(Ⅵ)をいう。
クロムさん‐カリウム【クロム酸カリウム】
黄色の水に溶ける結晶。二クロム酸カリウム水溶液に炭酸カリウムを加えてつくる。強い酸化作用があり、酸化剤・媒染剤・分析用試薬などに使用。いわゆる六価クロムの一。
クロムさん‐こんえき【クロム酸混液】
二クロム酸カリウムの濃水溶液と濃硫酸との混合液。酸化力が強いので、実験室などでガラス器具の汚れを落とすのに用いられたが、毒性が強いため現在では使われない。クロム硫酸。クリーニング溶液。
クロムさん‐なまり【クロム酸鉛】
鉛塩水溶液に二クロム酸カリウムを加えて得られる黄色の結晶。水には溶けない。黄色顔料に用い、黄鉛(おうえん)・クロムイエローなどとよばれる。化学式PbCrO4
クロム‐なめし【クロム鞣】
クロム明礬(みょうばん)・二クロム酸カリウムなどクロム化合物の水溶液に獣皮をなめすこと。