アイス‐せんりょう【アイス染料】
不溶性のアゾ染料。繊維にアルカリ水溶液を染みこませ、氷で冷やしながら染着する。冷染染料。
あか‐チン【赤チン】
マーキュロクロム水溶液の俗称。赤いヨードチンキの意でいうが、成分は違う。
あ‐しょうさん【亜硝酸】
水溶液としてだけ存在する弱酸。分解しやすく、加熱すると一酸化窒素を発生して硝酸になる。化学式HNO2
あ‐ひさん【亜砒酸】
1 三酸化二砒素が水に溶けたときに生じ、水溶液としてのみ存在する弱酸。 2 三酸化二砒素のこと。→酸化砒素(さんかひそ)
あ‐りゅうさん【亜硫酸】
二酸化硫黄を水に溶かすと生じる酸。水溶液としてだけ存在。酸化により硫酸になる。化学式H2SO3
ありゅうさんすいそ‐ナトリウム【亜硫酸水素ナトリウム】
亜硫酸水素イオンとナトリウムイオンからなる塩。室温で固体としては不安定で、水溶液として存在する。炭酸ナトリウム水溶液に二酸化硫黄を通じて得られる。還元剤または食品添加物の保存料に用いられる。化学...
ありゅうさん‐ナトリウム【亜硫酸ナトリウム】
亜硫酸水素ナトリウムの水溶液に、炭酸ナトリウムを加えて蒸発させると得られる無色の結晶。強い還元剤。写真現像薬や染料製造・漂白剤などに使用。化学式Na2SO3 亜硫酸ソーダ。
アルカリ‐かんでんち【アルカリ乾電池】
電解液に水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液を、電極に二酸化マンガンと亜鉛を用いた乾電池。モーター類やデジタルカメラなど、大きな電力を必要とする機器に向く。アルカリマンガン乾電池。→マンガン乾電池
アルカリ‐こつざいはんのう【アルカリ骨材反応】
コンクリートに含まれるアルカリ性の水溶液と骨材中の成分が化学反応を起こし、その生成物の膨張によってコンクリートがひび割れを起こしたり、劣化したりする現象。
アルカリ‐せい【アルカリ性】
物質が水溶液中で塩基性を示すこと。赤色リトマスを青く変え、フェノールフタレインを赤くし、酸を中和する。⇔酸性。