あけび‐このは【通草木の葉】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ、前翅は褐色で枯れ葉に似る。翅を開くと、橙(だいだい)色の地に巴(ともえ)形の黒紋のある後ろ翅が現れる。夜、果実に集まり、汁を吸う。幼虫は芋虫で、アケビ・...
あげだし‐どうふ【揚(げ)出し豆腐】
豆腐に片栗粉をまぶして軽く油で揚げ、だし汁をかけた料理。
あした‐ば【明日葉/鹹草】
セリ科の多年草。海岸近くに生え、高さ約1メートル。茎や葉を切ると黄色い汁が出る。葉は複葉で厚く、冬でも緑色。秋、多数の黄色い小花が集まって咲く。葉を摘んでも翌日若葉が出てくるほど強いので、この名...
あすか‐なべ【飛鳥鍋】
鶏がらのだし汁に牛乳を加え、鶏肉や野菜を煮こむ鍋物。奈良県飛鳥地方の郷土料理。
あずき‐めし【小豆飯】
小豆を前もって煮ておき、その煮汁とともに白米にまぜて炊いた赤色の飯。あかのめし。あかのごはん。赤飯。
あつめ‐じる【集め汁】
大根・牛蒡(ごぼう)などの野菜や豆腐・串鮑(くしあわび)・干し魚など、種々の材料を取り合わせて煮込んだ味噌汁、またはすまし汁。邪気を払うとして5月5日に食べるものとされた。《季 夏》「巻昆布の中...
あつもり‐そば【熱盛(り)蕎麦】
熱湯をくぐらせた温かい盛り蕎麦。熱いつけ汁に刻みネギを添える。
あな‐じゃくし【穴杓子】
たくさんの細かい穴をあけたお玉杓子。汁から具だけをすくうのに使う。
あねじゃ‐ひと【姉者人】
《姉である人の意》姉を敬っていう語。姉上。「それ—に汁代へて進ぜ」〈浮・新色五巻書・三〉
あぶら‐すまし【油清汁】
醤油と味噌とをすりまぜたものに、一度煮て冷ましたごま油を加えた煮汁。そばなどにかける。