出典:gooニュース
日本の放射能汚染水放出に反対の立場変わらず 中国外交部
【新華社北京4月7日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は7日の記者会見で、中国の専門家が2月に福島第1原発付近で採取した放射能汚染水試料の検査結果に関する質問に、日本の汚染水放出に反対する中国の立場は一度も変わっていないと表明し、今後も国際社会や国際原子力機関(IAEA)などと協力して日本に確実な約束履行を促し、海洋放出が国際的な監視下で行われるよう確保していく考えを示した。
中国、「核汚染水」の呼称改めず 2度目の「異常なし」も 福島第1原発周辺の海水分析
その上で「排出に反対する立場は変わっていない」と述べ、「核汚染水」の呼称も改めなかった。日中両政府は昨年9月、日本産水産物の輸入再開に向け、国際原子力機関(IAEA)の枠組みの下で試料の採取や分析に中国側が参加することで合意していた。中国側は、規定に合致した日本産水産物の輸入を段階的に再開するとしている。
東京電力 福島第一原発の汚染水に残された高線化した「土のう」の回収作業に着手
東京電力は福島第一原発の汚染水の中に残されている高線量化した「土嚢(どのう)」の回収作業に着手したと発表しました。 福島第一原発では事故直後、放射性物質を吸着する鉱物「ゼオライト」を詰めた約26トンの土のうが建屋の地下に敷かれ、これが高線量化していました。
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