ね‐がみ【根神】
沖縄本島で、村落の旧家(根屋)から出た神女。根屋の当主を根人(にっちゅ)というのに対し、その姉妹をいう。一般の家々のおなり神にあたる。
ねったい‐しまか【熱帯縞蚊】
ヤブカの一。ヤブカ属の昆虫で体長約3ミリ。体は黒茶色で白い縞がある。熱帯地方に広く分布し、デング熱や黄熱などの感染症を媒介する。日本では沖縄・小笠原諸島などに記録が残るが、現在は生息していない。
ねつえん‐じゅんかん【熱塩循環】
海水の密度の変化によって生じる、地球規模の海水の循環。高緯度海域で表層水の水温が下がり、また塩分濃度が高くなることにより、海水(ブライン)が深層へ沈み込むことによって起こる。深層流は毎秒1センチ...
ネドゥンティブ‐とう【ネドゥンティブ島】
《Neduntheevu》スリランカ北部、ポーク海峡に浮かぶ島。北部州の州都ジャフナの西方沖合に位置する。旧称デルフト島。カトリック教徒が多く居住。オランダ植民地時代の要塞跡や裁判所跡がある。ポ...
ネフスキー【Nikolay Aleksandrovich Nevskiy】
[1892〜1945]ソ連の東洋学者。日本へ留学し、柳田国男や折口信夫などと親交を結ぶかたわら、東北・沖縄の民族、アイヌ語、宮古島方言、西夏語などの研究に成果をあげた。帰国後の1937年、粛清に...
ねむろはんとうおき‐じしん【根室半島沖地震】
昭和48年(1973)6月17日、北海道根室半島南東沖で発生したマグニチュード7.4の地震。根室・釧路地方に被害を及ぼした。小津波が起こり、浸水や船舶の流失・沈没などの被害が出た。
ノカンウイ‐とう【ノカンウイ島】
《Atoll de Nokanhui》ニューカレドニア島南東岸、イル‐デ‐パン南東沖の環礁にある無人島。ナンヨウスギに覆われた小島から砂州が延び、白い砂浜と透明度が高い海が広がる。ニューカレドニ...
のぐち‐げら【野口啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約30センチ。全体に赤っぽい褐色で、雄は頭上が赤色。沖縄本島北部の森林にのみ生息し、数も少なく絶滅に瀕している。特別天然記念物。
ノシ‐イランジャ【Nosy Iranja】
マダガスカル北部の島。マダガスカル島北西部の沖合に位置する。イランジャケリーとイランジャベという大小二つの島からなり、干潮時に約1.5キロメートルの砂州が現れ、2島の間を徒歩で行き来できる。ウミ...
ノシ‐ベ【Nosy Be】
マダガスカル北部の火山島。マダガスカル島北西部沿岸の沖合約10キロメートルに位置する。火口湖が多い。南東部のロコベ自然保護区には希少な野生動物が生息。古くから香水の原料となるイランイランの産地。...