かわら‐もの【河原者】
1 中世、非課税地を求めて河原に住みつき、卑賤視された労働や雑芸能などに従事した人々。 2 ⇒河原乞食(こじき)
かわら‐よもぎ【河原艾】
キク科の多年草。河原や海岸の砂地に生え、高さ約80センチ。茎はよく分枝し、葉は羽状に細く裂けていて、白い毛がある。9、10月ごろ、黄色の小花を円錐状につける。乾燥した若芽などを漢方で茵蔯蒿(いん...
かわ‐ろう【河郎/河伯】
河童(かっぱ)の異称。
が‐たろ【河太郎】
河童(かっぱ)の異称。〈守貞漫稿〉
こうち【河内】
《「かわうち」の音変化》川の流域に開けた平地。「高知らす吉野の宮はたたなづく青垣ごもり川なみの清き—そ」〈万・九二三〉
こうちやま【河内山】
歌舞伎狂言「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の通称。
こうちやまそうしゅん【河内山宗俊】
歌舞伎狂言「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の登場人物。→河内山宗春 山中貞雄監督による映画の題名。昭和11年(1936)公開。出演、河原崎長十郎、原節子、中村翫右衛門ほか。
こうちやま‐そうしゅん【河内山宗春】
[1781〜1823]江戸後期の幕府の茶坊主。奥坊主組頭の河内山宗久の子という。遊侠の仲間に入り、松江侯・水戸侯をゆすり、捕らえられて牢死。2世松林伯円の講談「天保六花撰」のほか、河竹黙阿弥の歌...
こうの【河野】
姓氏の一。 [補説]「河野」姓の人物河野安通志(こうのあつし)河野一郎(こうのいちろう)河野多恵子(こうのたえこ)河野典生(こうのてんせい)河野敏鎌(こうのとがま)河野広中(こうのひろなか)河野...
こうの‐あつし【河野安通志】
[1884〜1946]野球選手・監督。石川の生まれ。早大の投手として活躍したのち、押川清(おしかわきよし)らとともに日本初のプロ野球チーム、日本運動協会を創設するなどプロ野球の発展に尽力。名古屋...