か‐しん【河神】
河を守る神。河伯(かはく)。
か‐じか【河鹿】
《かわしか(河鹿)の意。鳴き声が鹿に似るところから》カジカガエルの別名。《季 夏》「—鳴いて石ころ多き小川かな/子規」
かじか‐がえる【河鹿蛙/金襖子】
アオガエル科のカエル。渓流の岩の間にすむ。体長は雄が4センチ、雌が7センチくらい。背面は灰褐色で暗褐色の模様があり、腹面は淡灰色または白色。指先に吸盤がある。5月ごろから繁殖期になると、雄は美声...
か‐じょう【河上】
《古くは「かしょう」とも》 1 河の水の上。河の水面。 2 河の上流。かわかみ。 3 河のほとり。
か‐すい【河水】
河の水。かわみず。
か‐せい【河清】
常に濁っている黄河の濁流が澄むこと。望んでも実現しないことのたとえ。
か‐せい【河西】
中国甘粛(かんしゅく)省西部の地域。黄河より西をさし、西域との通商の要地。涼州(りょうしゅう)。
かせい‐だんきゅう【河成段丘】
⇒河岸段丘
河清(かせい)を俟(ま)つ
《「春秋左伝」襄公八年から》黄河の水が澄むのを待つように、いつまで待っても実現する見込みのないこと。百年河清を俟つ。
かせき‐こ【河跡湖】
蛇行の著しい河川で、河道の変化により一部が取り残されて湖沼となったもの。三日月形をしたものは三日月湖ともよばれ、日本では石狩川下流などにみられる。