ぎょうどう‐めん【行道面】
行道3に用いる仮面。法会によって獅子(しし)・菩薩(ぼさつ)・天童・八部衆などがある。
ぎょ‐き【御忌】
1 天皇・皇后などの年忌の法会(ほうえ)。転じて、貴人や宗派の開祖の忌日に行う法会。ごき。 2 浄土宗の寺院で毎年行う法然の年忌の法会。江戸時代以前は正月に行われたが、現在は4月に修する。京都知...
くうや‐き【空也忌】
空也上人が東国教化のため出寺した11月13日を忌日として、京都の空也堂で修する法会。空也念仏を唱えながら京都市中を回る。《季 冬》
くげ‐え【供花会】
仏に花をささげる儀式。京都六波羅蜜寺で3月に行われた法華八講を結縁供花と称したのに始まり、5月と9月に京都六条長講堂で行われた法会などが著名。
く‐じょう【公請】
僧侶が、朝廷から法会(ほうえ)や講義に召されること。また、その僧。「—つとめて、在京の間、ひさしく成りて」〈宇治拾遺・四〉
く‐そう【九僧】
大法会での九人の役僧。導師・呪願(じゅがん)師・唄(ばい)師・散華師・梵音(ぼんおん)師・錫杖(しゃくじょう)師・引頭(いんず)・堂達・衲衆(のうしゅう)。
くっ‐しょう【屈請】
1 神仏の出現を祈願すること。「大神も小神も—の砌(みぎり)に影向(やうがう)し給ふことにて候へば」〈盛衰記・九〉 2 法会(ほうえ)などのために僧を招くこと。「有験(うげん)の僧など—し給ひ」...
く‐よう【供養】
[名](スル)《(梵)pūjanāの訳。「きょうよう」とも》 1 死者の冥福を祈って法会を営むこと。また、開眼供養・鐘供養・経供養など寺院の仏教行事をもいう。供養会(くようえ)。「先祖の—をする...
ぐんじ‐さいばん【軍事裁判】
1 軍法会議で行われる裁判。 2 戦争犯罪人を裁くために行われる国際的な裁判。→極東国際軍事裁判 →ニュルンベルク裁判
けい‐しょう【啓請】
法会で、読経に先だってその趣旨を申し述べ、仏・菩薩(ぼさつ)を招くこと。