すいりく‐え【水陸会】
施餓鬼(せがき)会の一種。水陸の生物に飲食物を与えて諸霊を救済しようとする法要。水陸斎。《季 秋》
せい‐じょ【西序】
禅宗で、法要儀礼の際に、法堂(はっとう)・仏殿の西側に並ぶ者。首座(しゅそ)・書記・蔵主(ぞうす)などの六頭首(ちょうしゅ)のこと。⇔東序。
せんしゅう‐らく【千秋楽】
《法要の最後にが奏されるところからという》 1 (「千穐楽」「千穐樂」「千龝樂」とも書く)芝居・相撲などの興行の最後の日。千歳楽。楽日。らく。 [補説]「穐(龝)」は「秋」の異体字。芝居小...
せんてい‐さい【先帝祭】
毎年、先帝の崩御の日に宮中の皇霊殿で行われる慰霊の祭事。 山口県下関市の赤間(あかま)神宮で5月2日から3日間行われる祭礼。もと先帝会(え)といい、後鳥羽天皇が安徳天皇の葬られた阿弥陀寺でそ...
せん‐ぼう【懺法】
1 経を誦(じゅ)して罪過を懺悔(さんげ)する法要。法華懺法・観音懺法などがある。 2 1のときに誦する経文・偈(げ)文。 3 懺悔の方法を説いた書。
そ‐き【祖忌】
祖師の忌日。また、その法要。
そし‐き【祖師忌】
祖師の命日に行う法要。日蓮宗の会式(えしき)、浄土真宗の報恩講、禅宗の達磨忌など。祖師会(そしえ)。
だい‐しょうき【大祥忌】
人が死んで翌々年の命日に行う法要。三回忌。三周忌。
だだ‐おし【だだ押し】
奈良県の長谷寺で陰暦正月14日(現在は2月14日)に行われる追儺(ついな)行事。大たいまつで鬼を追い払うもので、修二会(しゅにえ)の結願(けちがん)法要として営まれる。長谷のだだ押し。
つい‐ぜん【追善】
[名](スル)死者の冥福(めいふく)を祈って、生存者が善根を修めること。特に、仏事供養を営むこと。追福。「先祖を—する法要」