ほう‐ご【法語】
1 仏の教えを説いた語句・文章。 2 祖師・高僧などが仏法の要義を平易に説いた文章。和文体(仮名法語)と漢文体とがある。
ほう‐ごう【法号】
1 仏門に入った者に授けられる名。法名。 2 僧が死者におくる名。戒名。法名。
ほう‐さんぎ【法参議】
天平神護2年(766)称徳天皇が道鏡(どうきょう)を法王に任じたとき、山階寺の基真に与えた官職。参議に準じる職。
ほう‐さんしょう【法三章】
《「史記」高祖本紀から》漢の高祖が秦を滅ぼした後、秦の始皇帝の定めた厳しい法律を廃し、殺人・傷害・窃盗だけを罰するとした3か条の法律。転じて、法律を簡略でゆるやかなものとし、法治万能主義を排すること。
ほう‐ざ【法座】
1 仏のすわる座。 2 説法をする僧のすわる座。法席。 3 説法を聞く集まりの座。
ほう‐し【法嗣】
師から仏法の奥義を受け継いだ者。禅宗では「はっす」という。
ほっ‐し【法嗣】
⇒ほうし(法嗣)
ほう‐し【法師】
1 仏法によく通じ、人々を導く師となる者。また一般に、僧。出家。ほっし。 2 俗人で僧形をした者。「琵琶(びわ)—」「田楽—」 3 《昔、男の子は頭髪をそっていたところから》男の子。「いつかまた...
ほっ‐し【法師】
⇒ほうし(法師)
ほうし‐うた【法師歌/法師唄】
《もと盲目の法師が作曲し、歌ったところから》地歌・上方歌の異称。