ほうし‐おんせん【法師温泉】
群馬県北西部、利根郡みなかみ町にある温泉。泉質は単純温泉・硫酸塩泉。弘法大師の開湯と伝える。
ほうし‐がえり【法師還り】
僧になった人が再び俗人にかえること。還俗(げんぞく)。「—と人や見るらん」〈犬筑波集・春〉
ほうし‐がく【法史学】
過去の法制度、慣行および法観念、法思想などを研究する学問。法制史学。
ほうしがはは【法師ヶ母】
狂言。亭主が酒に酔った勢いで女房を離縁するが、女房は実家へ帰る途中に、「法師(子供)が母恋しや」と狂乱の体の夫と会い、よりを戻す。
ほう‐しき【法式】
儀式・礼儀などのきまり。作法。「—にかなった茶会」
ほうし‐ぜみ【法師蝉】
ツクツクボウシの別名。《季 秋》
法師(ほうし)の櫛貯(くしだくわ)え
《髪の毛の無い僧侶が櫛を集めることから》不似合いなことをすることのたとえ。法師の櫛工(くしだくみ)。
ほうし‐まさり【法師勝り】
法師となってから、人柄が俗人のときよりまさってくること。「なかなか—したる人になむ侍りける」〈源・若紫〉
ほうし‐むしゃ【法師武者】
僧形(そうぎょう)の武士。僧兵。
ほう‐しゃかいがく【法社会学】
法を他の社会現象との関連において考察し、法の機能・構造などを社会学的な方法・理論により経験科学的に研究しようとする学問。