さくら‐だい【桜鯛】
1 桜の花が盛りのころ、産卵のため内湾の浅瀬に群集するタイ。瀬戸内海沿岸で特にいう。花見鯛。《季 春》「俎板(まないた)に鱗(うろこ)ちりしく—/子規」 2 スズキ目ハタ科の海水魚。全長約20セ...
さんず‐の‐かわ【三途の川】
仏語。死後7日目に渡るという、冥途にある川。三つの瀬があり、生前の業(ごう)によって、善人は橋を、軽い罪人は浅瀬を、重い罪人は流れの速い深みを渡るという。三つ瀬川。渡り川。葬頭河(そうずか)。
さんばん‐せ【三番瀬】
《「さんばんぜ」とも》東京湾の最奥部、千葉県浦安市・市川市・船橋市・習志野市の沖合に広がる干潟および浅瀬。面積約1800ヘクタール。アサリやノリの養殖が盛んで、カレイやハゼの釣り場としても人気がある。
サンベルナルディノ‐かいきょう【サンベルナルディノ海峡】
《San Bernardino Strait》フィリピン中部、ルソン島南東端とサマール島北西端を隔てる海峡。太平洋とシブヤン海などのフィリピン内海を結ぶ。長さ44キロメートル。最狭部は数キロメー...
ざ‐す【座州/坐洲】
[名](スル)船が浅瀬に乗り上げること。「河口で—する」
シンガポール‐かいきょう【シンガポール海峡】
《Singapore Strait》マレー半島南端のシンガポール島とインドネシアのリアウ諸島を隔てる海峡。東の南シナ海と西のマラッカ海峡を結び、古くから海上交通の要路として知られる。長さ約100...
じゃぶ‐じゃぶ
[副] 1 水をかき回したり、水につかって歩いたりするときの音や、そのさまを表す語。ざぶざぶ。「—(と)洗濯する」「浅瀬を—(と)渡る」 2 勢いよくかけるさま。また、その音を表す語。「ソースを...
せ【瀬】
1 川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「—を渡る」⇔淵(ふち)。 2 川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「—を下る」「潮—」 3 物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ—も...
せ‐おと【瀬音】
浅瀬を流れる川の音。
せ‐ごし【瀬越し】
1 早瀬を越すこと。 2 浅瀬用の喫水の浅い小船。高瀬舟・茶船などの類。せごしぶね。 3 重大な危機、または危険な時期を乗り越えること。「今ひと時が互ひの—」〈浄・妹背山〉