かい‐げん【開眼】
[名](スル) 1 新作の仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。また、その儀式。「大仏—」「—供養」 2 真理を悟ること。特に、技術・芸能の道で真髄を悟り、極致を窮めること。また、こ...
かげ‐ばら【陰腹】
人形浄瑠璃や歌舞伎で、登場人物が観客に見えないところで切腹したのを隠して現れ、苦痛をこらえながら心中をあかす演技や場面。「新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)」の園部邸合腹(三人笑い)の段など。
かせ【枷】
《「かし(枷)」の音変化》 1 昔の刑具の一。鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの。桎梏(しっこく)。かし。 2 心理的、物理的に行動の妨げになるも...
かた‐もの【型物】
1 型で作った陶器。 2 交趾焼(コーチやき)や古染付(こそめつけ)の香合(こうごう)のように、茶道具で一つの様式をなすもの。 3 演出や演技などが固定化している歌舞伎狂言。
かめん‐げき【仮面劇】
演技者が仮面をつけて演じる演劇。古代ギリシャ劇・伎楽(ぎがく)・能など。
かん‐ぺき【完璧】
[名・形動]《傷のない宝玉の意から》欠点がまったくないこと。また、そのさま。「—を期する」「—な演技」 [派生]かんぺきさ[名]
鬼気(きき)迫(せま)・る
恐ろしく不気味な気配でいっぱいになる。「—・る演技」
き‐ぐるみ【着包み】
1 着たままそっくり。着ている物を含めて全部。「命が惜しくば、—脱いで置いて行け」 2 演劇・映画・イベントの時などに、人間がその中に入って演技する動物やマスコットなどの衣装。縫いぐるみ。 [補...
屹度(きっと)な・る
急に厳しい表情になる。もと、歌舞伎の演技の用語として台本のト書中に用いた。「—・ってにらみつける」
き‐はく【気迫/気魄】
力強く立ち向かってゆく精神力。「—がこもる」「—に満ちた演技」