くち‐すす・ぐ【嗽ぐ/漱ぐ】
[動ガ五(四)] 1 口の中を水などで洗い清める。うがいをする。くちそそぐ。「石に—・ぎ流れに枕(まくら)す」 2 すぐれた詩文を味わい学ぶ。「文は漢魏の芳潤に—・いで、万巻の書をそらんじ給ひし...
くち‐そそ・ぐ【嗽ぐ/漱ぐ】
[動ガ五(四)]「くちすすぐ1」に同じ。「河水を掬(むす)んで—・ぎ」〈蘆花・自然と人生〉
すす・ぐ【濯ぐ/洒ぐ/滌ぐ/漱ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「すすく」》 1 汚れを水で洗い落とす。水で清める。「洗濯物を—・ぐ」「手足を—・ぐ」 2 (漱ぐ)水などで口中をきれいにする。うがいをする。ゆすぐ。「口を—・ぐ」 3 ...
そう【漱】
[人名用漢字] [音]ソウ(漢) [訓]すすぐ くちすすぐ うがいをする。「盥漱(かんそう)・含漱」
そうせきけんきゅうねんぴょう【漱石研究年表】
荒正人による夏目漱石の研究書。集英社版の漱石文学全集の別巻として、昭和49年(1974)に刊行。漱石に関するあらゆる資料を網羅し、彼の行動を一日単位で年表にしたもの。
そうせき‐さんぼう【漱石山房】
夏目漱石が晩年に住んだ、牛込区(現新宿区)早稲田南町の家。明治40年(1907)に移り、大正5年(1916)に没するまで暮らした。
そうせきぜんしゅう【漱石全集】
岩波書店が刊行する夏目漱石の著作集。第1次は大正6年(1917)から大正8年(1919)にかけて全14巻で刊行。後年刊行のものに「普及版」「新輯(しんしゅう)決定版」などがあるが、昭和10年(1...
そうせき‐ちんりゅう【漱石枕流】
⇒石に漱(くちすす)ぎ流れに枕(まくら)す
そうせきとそのじだい【漱石とその時代】
江藤淳の評論。夏目漱石の誕生から晩年を論じる。昭和45年(1970)、第1部、第2部を刊行。同年、第23回野間文芸賞、第18回菊池寛賞を受賞。その後第3部を平成5年(1993)、第4部を平成8年...