せい‐はく【清白】
[名・形動]品行などがきよく汚れがないこと。潔白。「余とエリスとの交際は…—なりき」〈鴎外・舞姫〉
せい‐りゅう【清流】
1 清らかな水の流れ。 2 名門。また、その出身者。 3 清廉潔白な人々。
せっ‐ぱく【雪白】
[名・形動] 1 雪のように白いこと。まっ白であること。また、そのさま。「—なるに藍色の縁とりし品なり」〈独歩・わかれ〉 2 潔白であることのたとえ。
せつ‐えん【雪冤】
[名](スル)無実の罪であることを明らかにすること。「—し潔白になる」
てい‐けつ【貞潔】
[名・形動]貞操が固く、行いの潔白なこと。また、そのさま。「—な女性」「—堅固」
はく【白】
[音]ハク(漢) ビャク(呉) [訓]しろ しら しろい もうす [学習漢字]1年 〈ハク〉 1 しろ。しろい。「白亜・白衣・白煙・白髪/紅白・純白・精白・蒼白(そうはく)・漂白・卵白」 2 ...
はく‐じつ【白日】
1 照り輝く太陽。 2 真昼。白昼。「—の夢」 3 身が潔白であることのたとえ。「青天—の身」 [補説]書名別項。→白日
はく‐もん【白門】
中央大学の俗称。法学教育で重視すべき正義・潔白・真実・純粋を象徴した称。千代田区神田駿河台の旧キャンパスに白御影石の門ができる以前から、こう呼ばれていた。
白鷺(はくろ)は塵土(じんど)の穢(けが)れを禁(きん)ぜず
白鷺は汚れた土の上に立っても汚れることがないので汚れを気に掛けない。潔白なものはどんな境遇に置かれても、その本質は変わらないことのたとえ。
ひょう‐せつ【氷雪】
1 氷と雪。 2 《「荘子」逍遥遊から》清廉潔白なこと。「—の操」