へいけ‐がに【平家蟹】
ヘイケガニ科の甲殻類。甲幅2センチくらい。甲は丸みを帯びた方形で、人面状の隆起がある。歩脚の後ろ二対は短くて背面にあり、これで貝殻を背負う。日本近海、特に瀬戸内海に多く、平家の亡霊が化したという...
へいけ‐どり【平家鳥】
アビのこと。瀬戸内海地方でいう。
べざい‐せん【弁才船/弁財船】
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。船底材の先に船首材、後ろに幅広の戸立てをつけ、三段の外板などを組み合わせ、四角帆1枚を用いるもの。帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、瀬戸内海を...
ほうよ‐かいきょう【豊予海峡】
大分県の関崎(地蔵崎)と愛媛県の佐田岬とに挟まれ、豊後(ぶんご)水道と伊予灘(いよなだ)とを結ぶ海峡。潮流が速い。速吸瀬戸(はやすいのせと)。
ほうよ‐しょとう【防予諸島】
山口県と愛媛県の間に連なる諸島。周防(すおう)大島諸島・熊毛(くまげ)群島・忽那(くつな)諸島などの総称。北に安芸(あき)灘、南に伊予灘を分ける。一部は瀬戸内海国立公園に属する。名は旧国名の周防...
ほう‐ろう【琺瑯】
さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉(うわぐすり)。また、それを焼きつけた金属器。工業製品から家庭用品まで広く用いられる。装飾品は七宝(しっぽう)焼きとよぶ。瀬戸引...
ほんぎょう‐やき【本業焼】
瀬戸で文化年間(1804〜1818)に磁器の製造が始まり、それを新製焼とよんだのに対して、旧来の陶器をさす称。
ほんしびさん‐せん【本四備讃線】
JR瀬戸大橋線の正称。
ほんしゅう【本州】
日本列島の中央にある最大の島。東は太平洋、西は日本海に面し、北は津軽海峡を挟んで北海道、南は瀬戸内海を挟んで四国・九州に対する。東北・関東・中部・近畿・中国の5地方に分けられる。
ほんしゅうしこく‐れんらくきょう【本州四国連絡橋】
瀬戸内海を横切って本州と四国とを結ぶ橋および道路の総称。日本高速道路保有・債務返済機構が保有し、本州四国連絡高速道路株式会社が管理運営する。東から順に神戸・鳴門間(神戸淡路鳴門自動車道)、児島・...