インドメタシン【indomethacin】
非ステロイド性抗炎症薬の一。消炎・解熱・鎮痛作用があり、関節炎・関節リウマチなどの治療に用いられるほか、肩こり・腰痛・筋肉痛の塗り薬や湿布薬にも配合される。化学式C19H16ClNO4
インフラメージング【inflammaging】
《inflammation(炎症)+aging(加齢)から》炎症による老化。炎症が老化や、老化に伴う疾患と密接な関係があることから生まれた造語。インフラメイジング。炎症加齢。
インフルエンザ‐のうしょう【インフルエンザ脳症】
インフルエンザをきっかけとして脳にむくみが生じる病気。6歳以下の幼児に多い。発熱に続き、痙攣(けいれん)・意識障害・異常行動などの症状がみられる。致死性があり、治癒しても後遺症が残ることもある。...
インプラントしゅうい‐えん【インプラント周囲炎】
顎骨に埋め込んだインプラントの周囲にプラークが蓄積し、細菌感染による炎症が骨にまで達した状態。天然歯の歯周炎に相当する。 [補説]炎症が骨まで及んでいない場合は、インプラント周囲粘膜炎という。
インプラントしゅうい‐ねんまくえん【インプラント周囲粘膜炎】
顎骨に埋め込んだインプラントの周囲にプラークが蓄積し、粘膜に炎症が生じた状態。→インプラント周囲炎
イーがた‐かんえん【E型肝炎】
E型肝炎ウイルス(HEV)の感染によって引き起こされる急性ウイルス性肝炎。主として経口感染し、一過性で慢性化はしないが、まれに劇症化する。A型肝炎と同様に、感染者の糞便で汚染された水や食べ物を介...
イーがたかんえん‐ウイルス【E型肝炎ウイルス】
E型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNAをゲノムとするRNAウイルス。水や食物を介して経口感染する。感染は一過性で慢性肝炎には移行しないが、重症化することがある。主な流行地は東南アジア、北部・中...
ウイルスせい‐かんえん【ウイルス性肝炎】
ウイルスによって起こる肝炎。軽い発熱・だるさ・食欲不振などに始まって黄疸(おうだん)も現れるが、1か月くらいで治まる。A型・B型・C型・D型・E型が確認されている。 [補説]主に食べ物や水を介し...
ウェゲナー‐にくがしゅしょう【ウェゲナー肉芽腫症】
《Wegener's granulomatosis》副鼻腔炎(蓄膿(ちくのう)症)のような症状に引き続き、肺炎・腎炎・血管炎など多彩な異常をきたす進行性の腫瘍(しゅよう)性疾患。予後不良の疾患と...
ウェルシュ‐きん【ウェルシュ菌】
《Welch bacillus》細菌の一種。人や動物の腸管内、水などに存在する。熱に強く、カレーやシチューなど大量に長時間煮込んで作る料理での食中毒の原因となる。虫垂炎・ガス壊疽(えそ)にも関係する。