無邪気（むじゃき）とは？意味・読み方・使い方

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む‐じゃき【無邪気】
の解説

［名・形動］

１素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。「—ないたずら」「質問に—に答える」

２あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。「赤ん坊の—な笑顔」

３思慮に欠けること。また、そのさま。
1. 「両親や教師は—にもこの事実を忘れている」〈芥川・侏儒の言葉〉

[派生]むじゃきさ［名］

出典：デジタル大辞泉（小学館）

無邪気の例文(30)

出典：青空文庫

･･･奥に閃いているのは、無邪気な童女の心ばかりではない。「流人となれる･･･芥川竜之介「おぎん」
･･･犬を板の間へ下すと、無邪気な笑顔を見せながら、もう肴でも探してやる･･･芥川竜之介「奇怪な再会」
･･･彼れはその珍らしい無邪気な微笑をほほえんでいた。一同は彼れのにこや･･･有島武郎「カインの末裔」

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