やき‐なお・す【焼(き)直す】
[動サ五(四)] 1 一度焼いたものを再び焼く。「生焼けの魚を—・す」 2 すでにある作品などに手を入れて新しいもののようにする。「アイデアにつまって旧作を—・す」
やき‐ば【焼(き)場】
1 物を焼く場所。 2 火葬を行う場所。火葬場。
やき‐もち【焼(き)餅】
1 火であぶって焼いた餅。 2 《嫉妬(しっと)する意の「焼く」に餅を添えていった語》嫉妬。ねたみ。「—を焼く」
やま‐やき【山焼(き)】
春の初めに、野山の枯れ木・枯れ草を焼くこと。害虫を殺し、灰が肥料になって、新しい草の生長を助ける。《季 春》
や‐やき【家焼き】
家に火をつけて焼くこと。また、それをする人。放火。「主殺し、親殺し、—、強盗」〈浄・歌念仏〉
ゆうあん‐やき【幽庵焼(き)/柚庵焼(き)】
醤油・酒・みりんにユズなどの柑橘(かんきつ)類の輪切りを浸した調味液を、魚などにつけて焼くこと。また、その料理。 [補説]考案者の茶人、北村幽庵の名からという。
よう【窯】
[常用漢字] [音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) [訓]かま 〈ヨウ〉陶器などを焼くかま。「窯業・窯変/官窯・定窯・陶窯」 〈かま(がま)〉「窯元/炭窯・土窯(どがま)」
よう‐へん【窯変】
[名](スル)陶磁器を焼く際、炎の性質や釉(うわぐすり)の含有物質などが原因で予期しない釉色(ゆうしょく)・釉相を呈すること。また、その陶磁器。変化を求めて作為的にも行われる。火変わり。
りょう【燎】
[人名用漢字] [音]リョウ(レウ)(呉)(漢) 1 かがり火。「燎火/庭燎(ていりょう)」 2 山野を焼く。「燎原」 [難読]庭燎(にわび)
りょう‐げん【燎原】
野原を焼くこと。また、火の燃えひろがった野原。