ほうしゃせん‐たんしょう【放射線探傷】
X線・γ(ガンマ)線・β(ベータ)線などを材料に照射し、内部の欠陥などを調べる方法。透過放射線をフィルムや蛍光板に受け、その強度分布から判断する。
ほうしゃせん‐ぶんかい【放射線分解】
放射線の影響により物質中の分子が分解すること。γ(ガンマ)線の照射によって水が水素や過酸化水素を生成するなど。ラジオリシス。
ほうしゃせん‐りょう【放射線量】
物体に照射された放射線の量。→線量
ほうしゃせん‐りょうほう【放射線療法】
放射線を患部に照射して治療する方法。癌(がん)などを対象に、X線・γ(ガンマ)線・電子線・中性子線・アイソトープ(放射性同位体)などが用いられ、体外から照射したり、病巣内に密封小線源を挿入・刺入...
ほうしゃ‐めんえきちりょう【放射免疫治療】
癌(がん)細胞と特異的に結合する抗体に放射性同位元素を結合させた薬剤を投与し、患者の体内で癌細胞に放射線を照射する治療法。RIT(radioimmunotherapy)。放射免疫療法。
ほたる‐いし【蛍石】
弗化(ふっか)カルシウムを主成分とする鉱物。無色であるが、不純物を含み着色していることが多い。光沢のある結晶。等軸晶系。加熱により燐光(りんこう)を、紫外線の照射により蛍光を発する。水に不溶。弗...
ほっかいどう‐せき【北海道石】
多環芳香族炭化水素が結晶化した有機鉱物。単斜晶系。紫外線を照射すると黄色または黄緑色の蛍光を発する。コロネンという石油と関わりある有機化合物の天然の前駆物質とされる。北海道の鹿追町、愛別町で発見...
ホログラフィック‐エーエフ【ホログラフィックAF】
《holographic AF》カメラのオートフォーカス(AF)のうち、被写体に赤色レーザーによる格子状の模様を照射することで、薄暗い環境でも測距精度を向上させる方式のもの。
ホログラフィック‐メモリー【holographic memory】
ホログラフィー技術を利用した記憶媒体。入射角度や波長を変えたレーザー光を照射し、データを干渉縞(じま)として記録する。読み取りにはレーザー照射によって得られる干渉光をイメージセンサーでとらえ、記...
ほんだふじしま‐こうか【本多藤嶋効果】
光触媒作用の一つ。白金の電極と酸化チタンの電極を電気抵抗で接続し、両電極を電解質溶液に浸して酸化チタン極に光を照射すると、水が電気分解されて酸素が発生し、白金電極から水素が発生する。1972年、...