あな‐つばめ【穴燕】
アマツバメ科アナツバメ属の鳥の総称。全長9〜17センチ。主に南アジアに分布し、洞窟(どうくつ)内の壁に唾液(だえき)などを固めて巣を作る。巣は燕窩(えんか)とよばれ、中国料理の高級材料として珍重...
あまくろ‐つばめ【雨黒燕】
アマツバメの別名。
あま‐つばめ【雨燕】
1 アマツバメ目アマツバメ科の鳥の総称。ツバメに似るが、大形で、翼が著しく長く、体が細長い。全体に黒褐色で、腰が白い。アマツバメ・ハリオアマツバメ・アナツバメなど。主に暖帯から熱帯にかけて分布。...
いわ‐つばめ【岩燕】
ツバメ科の鳥。全長約15センチ。尾は短く、裂け目も浅い。背は黒、腹は白で、腰に白色部がある。岩壁や軒下などに壺形の巣を作る。春に渡来し、秋に南方へ渡るが、越冬するものもある。《季 夏》「—檜原(...
うみ‐つばめ【海燕】
ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥の総称。コシジロウミツバメ・ハイイロウミツバメなど。全長14〜25センチ。全体に黒褐色のものが多い。翼は長く、尾はツバメのように切れ込み、足指には水かきがある。繁...
えん【燕】
中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公奭(しょうこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都して、現在の河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前222年、秦(しん)に滅ぼされた...
えん【燕】
[人名用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つばめ 1 鳥の名。ツバメ。「燕雀(えんじゃく)・燕尾服/海燕・飛燕」 2 くつろぐ。「燕居」 3 酒盛り。「燕飲」 4 古代中国の国名。「燕京(え...
オーストリアのむらつばめ【オーストリアの村つばめ】
《原題、(ドイツ)Dorfschwalben aus Österreich》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1864年初演。ジルバーシュタインの同名の小説に着想を得た作品。
かい‐えん【海燕】
1 ウミツバメのこと。 2 イトマキヒトデの別名。 3 タコノマクラの別名。
き‐えん【帰燕】
秋になって南方へ帰っていくツバメ。《季 秋》「白猫の見れども高き—かな/蛇笏」