いるま‐がわ【入間川】
埼玉県南部を流れる川。秩父山地妻坂峠付近に源を発し、川越市で荒川に合流。長さ65キロ。上流部は名栗(なぐり)川ともよぶ。 狂言。大名が入間川を渡る際、土地の者の入間詞(ことば)をおもしろがっ...
い‐れい【違例】
[名・形動] 1 いつもと違うこと。また、そのさま。「父が向うから来るという—な事が」〈漱石・行人〉 2 からだの調子が平常と違うこと。貴人についていう。病気。不例。「御迎へに人を奉らせ給ひたり...
い‐ろ【倚廬】
天皇が父母の喪に服するときにこもる仮屋。「—の御所のさまなど、板敷(いたじき)をさげ、葦の御簾をかけて」〈徒然・二八〉
いろ‐は
《「いろ」は接頭語》母。生母。⇔父(かぞ)。「—を玉依姫と曰(まう)す」〈神武紀〉
いろは【伊呂波/以呂波】
狂言。父が息子にいろはを教えようとするが、ふざけて何でもまねるので怒ると、これをもまねて父を打ち倒してしまう。
意(い)を酌(く)・む
人の気持ちや考えを好意的に推察する。「亡父の—・んで遺産を福祉事業に寄付する」
いん【蔭】
[人名用漢字] [音]イン(漢) オン(呉) [訓]かげ 〈イン〉 1 草木のかげ。日陰。「樹蔭・緑蔭」 2 他人の助け。おかげ。「庇蔭(ひいん)」 3 父祖の功で官職につくこと。「蔭官」 ...
いん‐ぞく【姻族】
婚姻によって親族になった者どうし。夫からみて妻方の父母兄弟など。民法では、三親等内の姻族を親族とする。姻戚。
いん‐ねん【因縁】
《「いんえん」の連声(れんじょう)》 1 仏語。物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つの働きによって起こると説く。 2 前世から定まった運命。宿命...
いん‐らく【淫楽】
みだらな楽しみ。色欲による快楽。「自分の身は父母の—の結果の産物であって」〈谷崎・少将滋幹の母〉