かん‐じょう【感状】
戦功のあった者に対して、主家や上官が与える賞状。中世では、多く知行(ちぎょう)を与える旨を記した書状をさした。感書(かんじょ)。
かん‐じょう【款状】
官位・恩賞などを望み、または訴訟の趣旨を記した嘆願書。かじょう。「九条相国伊通(これみち)公の—にも、ことなる事なき題目をも書きのせて、自讃せられたり」〈徒然・二三八〉
かん‐じょう【環状】
輪のような円い形。
かん‐じょう【管状】
くだのような形。くだじょう。
かんと‐すいきょじょう【官途推挙状】
中世、武家方から朝廷に対して武家の官職叙任について奏請した推薦状。官途挙状。
が‐じょう【賀状】
祝いの手紙。特に、年賀状。《季 新年》「草の戸に—ちらほら目出度さよ/虚子」
がん‐じょう【願状】
1 神仏に対する願意を書いた文書。願書。願文。 2 政府などに願いを書いて出す文書。
きしん‐じょう【寄進状】
社寺などに金品や領地を寄進するとき、その品目・趣旨などを記した文書。
きそ‐じょう【起訴状】
被告人の氏名、公訴事実、罪名などを記載し、検察官が公訴を提起する意思を表示した文書。
きゅう‐じょう【弓状】
弓のように弧を描いた形。ゆみなり。