リアル‐ハプティクス【real haptics】
触覚を主とするユーザーインターフェースであるハプティクスのうち、現実の物体や周辺環境との接触情報を双方向に伝達し、対象の硬さや軟らかさ、弾力性、動きなどを力触覚として正しく再現する技術。
リアルビジネスサイクル‐りろん【リアルビジネスサイクル理論】
《theory of real business cycle》景気循環(business cycle)は、物価水準や通貨供給量などの名目的要因ではなく、生産技術の変化や財政政策などの実物的(re...
リアル‐ポリティックス【real politics】
理念よりも現実の力関係や利益を重視した政治。政治上の現実主義的なかけひき。現実政治。「諮問委員会を通じ、政治学者が—への働きかけを強めていく」
りじん‐しょう【離人症】
神経症や統合失調症などに現れる異常心理の症状の一つで、自分自身の思考や行動・身体・外界に対して現実感を喪失したり疎外感をいだいたりする意識体験。過労時には健康な人にも現れることがある。
り‐そう【理想】
1 人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。「—を高く掲げる」⇔現実。 2 理性によって考えうる最も完全な状態。また、実現したいと願う最善の...
りそう‐しゅぎ【理想主義】
1 理想を立て、実現しようとする立場。空想的、観念的な性格をもつが、現実を改革する重要な基盤ともなる。アイデアリズム。 2 現実をありのままに描写せず、何らかの理想に即して、美的、倫理的調和のう...
りそう‐ろん【理想論】
現実の状況は考えに入れず、理想だけをいう意見や主張。
りねん‐けい【理念型】
《(ドイツ)Idealtypus》マックス=ウェーバーの用語。複雑多様な現象の中から本質的特徴を抽出し、それらを論理的に組み合わせた理論的モデル。それを現実にあてはめて現実を理解し、説明しようと...
りょうし‐ちょうえつせい【量子超越性】
《quantum supremacy》量子コンピューターが、古典コンピューターに比べ、何らかの問題について高速で計算可能なことを示すこと。問題設定について有用性の有無は問わないが、古典コンピュー...
ロマンチシズム【romanticism】
1 「ロマン主義」に同じ。 2 現実を離れて夢や空想にひたる傾向。