甘井(かんせい)先(ま)ず竭(つ)く
《「荘子」山木から》甘井の水は利用者が多いので、先にかれる。才能のある者は、才能を使いきって衰えるのも早いというたとえ。
かんせん‐きゅう【甘泉宮】
中国陝西(せんせい)省咸陽(かんよう)の北西の甘泉山にあった離宮。秦の始皇帝が造営し、漢の武帝が増築した。
かん‐ぞう【甘草】
マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。根にサポニンを含み、去痰(きょたん)・胃潰瘍(いかいよう)などの薬とし、またビー...
甘草(かんぞう)の丸呑(まるの)み
《甘草もよくかみしめてみなくては、甘さがわからないところから》物事の本当の意味を深くかみしめてわかろうとしないこと。
かんなび‐やま【甘南備山】
京都府南部、京田辺市にある山。標高221メートル。
かん‐び【甘美】
[名・形動] 1 味が程よく甘くて、うまいこと。また、そのさま。「—な菓子」 2 心地よくうっとりとした気持ちにさせること。また、そのさま。「—な夢」「—な音楽」 [派生]かんびさ[名]
かん‐み【甘味】
1 あまい味。また、あまい食物。あまみ。「—を好む」 2 うまい味。また、おいしい食物。 3 物事の快い味わい。面白み。「云難き—を含む誘惑の音楽」〈荷風・あめりか物語〉
あまみ‐どころ【甘味所/甘味処】
⇒かんみどころ
かんみ‐どころ【甘味所/甘味処】
甘い味の菓子を出す飲食店。特に、あんみつやだんごなどの和菓子を供する店をいう。あまみどころ。
かんみ‐りょう【甘味料】
食品に甘味をつけるための調味料。砂糖・水飴(みずあめ)・サッカリンなど。「人工—」