さる【申】
1 十二支の9番目。 2 方角の名。西から南へ30度の方角。西南西。 3 時刻の名。今の午後4時ごろ、およびその後の2時間。または午後4時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦7月の異称。
さる‐がく【猿楽/申楽/散楽】
1 平安時代の芸能で、一種のこっけいな物まねや言葉芸。唐から伝来した散楽(さんがく)に日本古来のこっけいな技が加味されたもの。相撲節(すまいのせち)や御神楽(みかぐら)の夜などの余興に即興で演じ...
さるがくだんぎ【申楽談儀】
能楽書。正しくは「世子(ぜし)六十以後申楽談儀」。世阿弥晩年の芸談を次男の元能(もとよし)が筆録したもの。永享2年(1430)に成立。能や、その関連諸芸能の研究資料として貴重。
申酉(さるとり)騒(さわ)ぐ
相場格言の一。申年と酉年は価格の変動幅が大きいということ。→辰巳天井
さる‐どし【申年】
暦法で、十二支の9番目、申に当たる年。また、その年に生まれた人。
さる‐まち【申待】
「庚申待(こうしんまち)」に同じ。
しん【申】
十二支の第九。さる。
しん【申】
[音]シン(呉)(漢) [訓]もうす さる [学習漢字]3年 1 意見などをもうし述べる。「申告・申請/具申・上申・答申・内申」 2 十二支の9番目。さる。「庚申(こうしん)・壬申(じんしん)」...
しんかん【申鑒】
中国の思想書。4編5巻。後漢の荀悦(じゅんえつ)撰。政体・時事・俗嫌・雑言に分けて、政治のあり方や物事の道理などについて述べたもの。
しん‐こく【申告】
[名](スル) 1 申し告げること。「選手の交替を—する」 2 国民が法律上の義務として、官庁などに一定の事実を申し出ること。「一時所得として—する」「確定—」