あり‐たけ【蟻茸】
1 担子菌類のキノコ。ブラジルの森林内に自生。傘は白色で黒紫色の鱗片(りんぺん)がある。ハキリアリが巣で培養して食料にするといわれる。 2 子嚢菌(しのうきん)類のキノコ。アリに寄生して、その死...
アルファ‐せん【α線/アルファ線】
放射線の一。放射性元素のα崩壊で放出されるα粒子の流れ。人工的には、サイクロトロンなどを用いてヘリウムイオンを加速して発生させる。β(ベータ)線・γ(ガンマ)線より電離作用が強く、透過力は小さい...
アン‐グラ
《地下の意の「アンダーグラウンド」の略》 1 商業性を無視し、独自の主張をする前衛的で実験的な芸術。または、その作品。1960年代に米国で発生して、日本にも普及した。映画・演劇を主とする。「—芸...
あんこく‐ビッグバン【暗黒ビッグバン】
宇宙の暗黒物質を生成したとされる仮説上の現象。通常の物質を生み出したビッグバンと異なる過程をたどり、インフレーション後に残ったエネルギーを解放したと考えられる。ビッグバンの約1か月後に発生したと...
アンサンブル‐じっけん【アンサンブル実験】
大気現象などのシミュレーションを行う際、初期値にわずかなばらつきを与えて複数の計算を行い、その平均(アンサンブル平均)を求めることで、もっとも起こり得る現象を予測したり、極端な事象の発生確率を見...
アンジュレーター【undulator】
ほぼ光速に加速した自由電子を、磁石を多数並べて何回も蛇行させ、放射光を発生・増幅する装置。自由電子レーザーに使われる。一方、電子に磁場をかけて急に曲げることで、より高いエネルギーや高強度の放射光...
あん・す
[動サ特活]《「あります」の音変化から》 1 「行く」「来る」の軽い丁寧語。行きます。来ます。「近い内に—・せとて背中をたたく」〈咄・あられ酒・五〉 2 (補助動詞) ㋐(「…であんす」の形で)...
あんせい‐えどじしん【安政江戸地震】
安政2年(1855)10月2日に関東地方南部で発生した大地震。安政年間に日本全国で発生した十数回におよぶ安政の大地震のうち、江戸を中心に最も被害が大きかったことで知られる。関東平野直下の地殻内で...
あんせい‐の‐おおじしん【安政の大地震】
江戸時代の安政年間に日本全国で発生した13回に及ぶ地震。特に安政2年(1855)10月2日に江戸を中心として発生した安政江戸地震は最も被害が大きく、死者は7000人に及んだといわれる。
あんぴじょうほう‐システム【安否情報システム】
武力攻撃やテロなどの事態が発生した際に、被災地住民の安否情報を収集・整理・提供する、総務省消防庁の情報照会システム。国民保護法に基づいて整備され、平成20年(2008)に運用を開始した。大規模な...