めちゃ‐くちゃ【滅茶苦茶】
[名・形動]《「くちゃ」は語調を整えるために添えた語。「苦茶」は当て字。「目茶苦茶」とも書く》 1 まったく筋道が通らないこと。度外れなこと。また、そのさま。めちゃめちゃ。「—なストーリー」「—...
め‐ぢか【目近】
《「めちか」とも》 1 目に近いこと。「こんな大きい—の星を、…見たことがない」〈康成・掌の小説〉 2 要(かなめ)を骨の末端近くに打った扇。目近の扇。
め‐ぢか・い【目近い】
[形][文]めぢか・し[ク] 1 目のすぐ近くである。「—・く迫る山並み」 2 いつも見なれている。「例はさしもさるもの—・からぬ所にもて騒ぎたる」〈枕・三〉
め‐ぢから【目力/眼力】
1 目の表情や視線が他人に与える印象。特に、その人の意志や内面の強さなどが現れているように感じさせる目の表情。視線自体から感じる圧力・圧迫感。「—がある」 2 あるものを見て、それを頼りに思うこ...
めっか・る【目っかる】
[動ラ五(四)]「みつ(見付)かる」の音変化。「何か好い口は—・りましたか」〈漱石・彼岸過迄〉
めっけ‐もの【目っけ物】
1 思いがけなく見つけたもの。掘り出し物。 2 信じられないような幸運。「怪我だけですんだのは—だ」
めっ・ける【目っける】
[動カ下一]「みつ(見付)ける」の音変化。「己(おれ)が相当なのを—・けてやるのに」〈漱石・行人〉
めっ‐ぱ【目っ張】
目の縁が引きつっていること。
めっぱり‐こ【目っ張り子】
目を大きく開けて見張ること。転じて、衆人環視のもとであること。「一切の同行人を—で見て居るので」〈福沢・福翁自伝〉
め‐つき【目付き】
物を見るときの目のようす。「—が悪い」「鋭い—で見る」