やす‐め【安め/安目】
[名・形動] 1 値段が比較的安いこと。また、そのさま。「—に見積もる」⇔高め。 2 丁半ばくちで、負けの賽(さい)の目が出ること。「—にかかって丸裸」〈洒・新吾左出放題〉 3 値段の安いものを...
やせ‐め【痩せ目】
素地(きじ)の木質を乾燥・収縮させて木目の部分を高く残し、凹凸を表した漆器。木痩(きやせ)。
やっとか‐め【やっとか目】
[形動]《名古屋を中心にした愛知、三重、岐阜の方言。「80日目」の意》久しぶりであるさま。
やつ‐め【八つ目】
1 8番目。やっつめ。 2 目が八つあること。多くの目があるもの。 3 編み目・刻み目などが多くあること。また、そのもの。 4 「八目鰻(うなぎ)」の略。 5 「八つ目鏑(かぶら)」の略。
藪(やぶ)に目(め)
《藪の中にも人の目はありうる、の意から》どこでだれが見ているかわからず、秘密の漏れやすいことのたとえ。壁に耳。
やぶれ‐め【破れ目】
物の破れているところ。やれめ。
やまと‐め【大和目】
薬種に用いた量目。180匁(約675グラム)を1斤とするもの。→唐目(とうめ)
やみ‐め【病み目/病み眼】
目の病気。また、病気の目。「かりそめに—を煩うてござるが」〈虎明狂・川上〉
や‐め【矢目】
1 矢の当たった所。矢を受けたあと。矢傷。「鎧(よろひ)に立ったる—を数へたりければ六十三」〈平家・四〉 2 矢を射るときの目標。「—近にひゃうど射るならば」〈義経記・四〉
やれ‐め【破れ目】
やぶれた箇所。やぶれめ。「友垣の中の—直りて」〈緑雨・門三味線〉