げんしせい‐ジェット【原始星ジェット】
原始星から放出される細く絞られた高速のプラズマ流。ガスや塵(ちり)が原始星に集まって円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始星の回転軸の両極方向)に吹き出す。磁場とプラズマの相互作用によって加速され...
ゲージ‐りゅうし【ゲージ粒子】
ゲージ理論で、素粒子間の相互作用を媒介するスピン1のボース粒子の総称。電磁相互作用における光子、弱い相互作用におけるウイークボソン、強い相互作用におけるグルオンなど。ゲージボソン。
ゲージ‐りろん【ゲージ理論】
素粒子の相互作用をゲージ不変性に基づいて統一的に記述しようとする理論。量子電磁力学の素粒子の基礎理論となっており、素粒子間に働く力を媒介するゲージ場と、これに対応するゲージ粒子の存在が導かれる。...
ゲージーノ【gaugino】
素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。素粒子間の相互作用を媒介するゲージ粒子の超対称性パートナーの総称。フォティーノ、ウィーノ、ジーノ、グルイーノ、グラビティーノがある。
こうご‐さよう【交互作用】
⇒相互作用1
こたいぐん‐せいたいがく【個体群生態学】
生物の個体群の動態を、個体間の相互作用と環境との関係から説明しようとする学問。
こつ‐めんえきがく【骨免疫学】
骨と免疫系の相互作用についての研究する医学の一分野。自己免疫応答の異常が原因となる関節リウマチや骨髄内の免疫細胞に起因する各種疾患などの治療に向けた基礎・臨床研究などをさす。
こみあい‐こうか【込(み)合い効果】
個体間の相互作用が、その生存・発育、行動に影響すること。
コンパクト‐てんたい【コンパクト天体】
通常の恒星に比べて著しく高密度な天体の総称。白色矮星や中性子星などの縮退星、およびブラックホールをさす。強い重力場をもち、連星や周囲の物質との相互作用により、さまざまな波長の電磁波を放射すること...
コーラス‐は【コーラス波】
自然界に存在する超低周波の電磁波の一。太陽風の高エネルギー電子と地磁気の磁力線の相互作用(サイクロトロン運動)によって生じ、約1秒の間に1キロヘルツから5キロヘルツ程度まで周波数が上昇する。無線...