あとめ‐そうぞく【跡目相続】
跡目を受け継ぐこと。
いごん‐そうぞく【遺言相続】
被相続人の遺言に従って遺産を分割して相続すること。→法定相続 [補説]遺言の内容にかかわらず、配偶者・子・直系尊属には一定の遺留分が認められている。
いさん‐そうぞく【遺産相続】
死後に残された財産を受け継ぐこと。民法旧規定では、家督相続に対して、戸主以外の家族の死亡による財産の相続を意味するものであった。現行民法では遺産相続だけを認めている。→共同相続
いちじ‐そうぞく【一次相続】
夫婦の一方が死亡し、生存している配偶者と子が相続人となる相続。→二次相続
かとく‐そうぞく【家督相続】
民法旧規定で、戸主が死亡・隠居などをした際、一人の相続人が戸主の身分・財産を相続すること。また、その制度。一般には、嫡出男子の年長者が相続した。第二次大戦後の民法改正で廃止。
きょうどう‐そうぞく【共同相続】
二人以上の相続人が共同で遺産を相続すること。→単独相続
きんぶん‐そうぞく【均分相続】
共同相続人それぞれの相続分を均等にする相続形態。
げんてい‐そうぞく【限定相続】
⇒限定承認
さいし‐そうぞく【祭祀相続】
祖先の祭祀を主宰する地位を受け継ぐ相続制度。→祭祀の承継
ざいさん‐そうぞく【財産相続】
人の死亡による財産上の地位の相続。この場合には債務などの消極財産も含む。→身分相続