こ‐うちぎ【小袿】
《古くは「こうちき」》平安時代以降用いられた高位の宮廷女性の上着。準正装として重袿(かさねうちき)の上に着る。普通の袿よりも身丈が短い。
こうもり‐ばんてん【蝙蝠半纏】
丈のきわめて短い半纏。江戸時代、文政・天保(1818〜1844)のころから、旅商人などが用いた。多くは木綿製。
こ‐きざみ【小刻み】
[名・形動] 1 小さく刻むこと。また、そのさま。「大根を—に切る」 2 ごく短い間隔で動作をくりかえし行うこと。また、そのさま。「—に体が震える」「—な歩き方」 3 物事を少しずつ行うこと。ま...
こ‐きゅう【呼吸】
[名](スル) 1 息を吸ったり吐いたりすること。「—を整える」「荒々しく—する」 2 共に動作をするときの互いの調子。息。「二人の—が合う」「阿吽(あうん)の—」 3 物事をうまく行う微妙な調...
こく‐たん【黒檀】
1 カキノキ科の常緑高木。葉は楕円形。雄花は短い柄に群生し、雌花は葉の付け根に単生する。東南アジアの原産で、材は黒色で堅く光沢があり、家具などに珍重される。烏木(うぼく)。烏文木。 2 1の木材...
こころ‐みじか・し【心短し】
[形ク] 1 気が短い。気ぜわしい。せっかちである。「春の花、いづれとなくみな開け出づる色ごとに目を驚かぬはなきを、—・くうち捨てて散りぬるが」〈源・藤裏葉〉 2 飽きっぽい。移り気だ。「たのも...
こし‐がたな【腰刀】
腰にさす、鐔(つば)のない短い刀。鞘巻(さやまき)など。腰ざし。
こし‐きり【腰切り】
仕事着の一種。身丈が腰の辺りまでしかない短い着物。こしぴり。
こしきり‐ばんてん【腰切り半纏】
腰の辺りまでしかない短い半纏。職人が仕事着などにする。
こし‐ごろも【腰衣】
僧尼が腰につけた短い黒色の衣。ひだがあり、袴に似る。裙(くん)。