ねじり‐あい【捩り合い】
囲碁や将棋で、優劣が不明な局面での攻防。「しばらくは—が続きそうだ」
のり‐もの【賭物】
勝負事にかける金品。かけもの。「仲忠と碁あそばす。何を—に賭けむ」〈宇津保・内侍督〉
ノー‐タイム
《(和)no+time》 1 運動競技で、タイムをかけ中断していた試合を再開するとき、審判員が宣告する語。試合再開。 2 持ち時間のある碁・将棋で、着手に時間をかけないこと。
はい‐ちゃく【敗着】
囲碁で、負けの決め手となった石の置き方。⇔勝着。
はだ‐せ【肌背/膚背】
1 肌。はだえ。「なみなみのことにもあらず天の川さて—をもかくぞ打たまし」〈赤染衛門集〉 2 「肌背馬」の略。「馬の腹帯(はるび)を締めかねて、—に乗って駆くるもあり」〈浄・碁盤太平記〉
はね【跳ね】
1 跳ねること。「ウサギがひと—する」 2 水や泥が飛び散ること。また、その水や泥。「—が上がる」 3 その日の興行が終わること。打ち出し。「芝居の—時(どき)」 4 おてんばなこと。また、その...
はめ‐て【塡め手】
自分の術中に誘いいれるための手だて。主に囲碁・将棋などでいう。「—にかける」
はや‐ご【早碁】
囲碁で、持ち時間が通常より短く設定された対局。 [補説]将棋の場合は「早指(はやざ)し」という。
はや‐ざし【早指し】
将棋で、持ち時間の短い対局のこと。また、指し手の早いこと。 [補説]囲碁の場合は「早碁(はやご)」という。
ばく‐えき【博奕】
[名](スル)双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。「—して金を失い」〈織田訳・花柳春話〉