お‐てら【御寺】
1 「寺」の尊敬語・美化語。 2 「御寺様」の略。 3 《寺では檀家から物をもらっても返礼しないところから》物をもらってもお返しをしないこと。もらいっぱなし。 4 「仰願寺蝋燭(こうがんじろうそ...
おどり‐やたい【踊り屋台】
祭礼などのとき、街を引き回しながら、上で踊りをおどる屋台。
おにがわら【鬼瓦】
狂言。都に出てきた大名が訴訟に勝って因幡(いなば)堂へお礼参りに行ったとき、鬼瓦を見て国もとの妻の顔を思い出して泣くが、太郎冠者に慰められて、笑う。
おに‐だいこ【鬼太鼓】
新潟県佐渡地方で春の祭礼などに行われる民俗芸能。黒頭青面の雄鬼と白頭赤面の雌鬼とが大太鼓を打ち獅子2頭がからむものが多い。おんでこ。
お‐ねり【御練り/御邌り】
1 大名行列や祭礼の行列などが、ゆっくり行進すること。また、その行列。転じて、物事がゆっくりと進むこと。 2 祭礼などの練り物を敬っていう語。 3 《「御練り供養」の略》寺院で行う行道(ぎょうど...
己(おのれ)に克(か)ち礼(れい)に復(かえ)る
《「論語」顔淵から》私欲を抑え、人間の踏むべき礼に従って行動する。
おはらごこう【大原御幸】
謡曲。三番目物。観世・宝生(ほうしょう)・金剛・喜多流。後白河法皇が大原寂光院に建礼門院を訪ねると、女院は安徳帝の最期などを物語る。金剛・喜多流では「小原御幸」。
おび‐いわい【帯祝(い)】
妊娠5か月目の戌(いぬ)の日に安産を祈って、妊婦が岩田帯を締める儀礼。
オブラドイロ‐ひろば【オブラドイロ広場】
《Plaza del Obradoiro》スペイン北西部、ガリシア州の宗教都市サンティアゴ‐デ‐コンポステラの旧市街にある中心的広場。中世以来、ヨーロッパ随一の巡礼聖堂として知られるサンティアゴ...
おへんろ‐さん【御遍路さん】
四国八十八箇所の巡礼者を敬い親しんでいう語。