なごし‐の‐はらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅(ち)の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を作って身体をなでて清め、それを水に流したりした。輪越しの祭り。みな...
なつ‐ばらえ【夏祓】
「夏越(なご)しの祓(はらえ)」に同じ。
ななせ‐の‐はらえ【七瀬の祓】
平安時代以降、朝廷で毎月または臨時に行った公事(くじ)の一。吉日を選んで、天皇の災禍を負わせた人形(ひとがた)を七人の勅使の手で加茂七瀬などの七つの瀬に持ってゆき、祓をして流した。鎌倉幕府もこれ...
はらい【祓】
「はらえ」に同じ。→御祓(おはらい)
はらえ【祓】
1 神に祈ってけがれを清め、災厄を取り除くこと。また、そのための神事。はらい。 2 罪をあがなうために出す物。
ひゃくざ‐の‐はらい【百座の祓】
神前で、中臣(なかとみ)の祓詞(はらえことば)を100度読み上げること。
ひゃくど‐の‐はらい【百度の祓】
⇒百座の祓
ふつ【祓】
[音]フツ(漢) [訓]はらう はらえ 神に祈って、災いを払いのける。おはらい。「祓除/修祓」
まんど‐ばらい【万度祓】
1 中臣(なかとみ)の祓(はらえ)の詞(ことば)を神前で何度も読み、穢(けが)れをはらい清めること。 2 万度の祓をしたという祓串(はらえぐし)。近世、神職が家々に配り歩いた。
みそぎ‐はらえ【禊祓】
穢れを除く祓い清めの行事。