へいこう‐しんけい【平衡神経】
⇒前庭神経
まっしょう‐しんけい【末梢神経】
⇒末梢神経系
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう)・視床・大脳皮質の味覚野へと伝える。
む‐しんけい【無神経】
[名・形動] 1 感覚が鈍いこと。感じ方が弱いこと。また、そのさま。鈍感。「騒音に—な都会人」 2 恥や外聞、他人の気持ちなどを気にしないこと。また、そのさま。「—な言葉」
むずい‐しんけい【無髄神経】
神経線維で、軸索(じくさく)の周囲に髄鞘(ずいしょう)をもたないもの。神経鞘のあるものとないものとに分けられ、前者は末梢神経に、後者は中枢神経の灰白質にみられる。→有髄神経
めいそう‐しんけい【迷走神経】
脳の延髄から出ている末梢神経の一。複雑な走行を示し、頸部(けいぶ)・胸部に分布し、さらに腹部に達して多くの内臓に分布。大部分が副交感神経からなり、平滑筋の運動や腺の分泌機能を調節する。第十脳神経。
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わるので伝導が速く、脳脊髄神経と白質にみられる。→無髄神経
ろっかん‐しんけい【肋間神経】
12ある胸椎(きょうつい)の椎骨の間から出て、各肋間を通る運動および知覚性神経。