ろうはち‐がゆ【臘八粥】
温糟粥(うんぞうがゆ)のこと。臘八の日に禅家で食するところからいう。《季 冬》
ろうはち‐せっしん【臘八接心】
仏語。釈迦の成道(じょうどう)を記念して、陰暦12月1日から8日の朝まで昼夜寝ずに座禅すること。禅宗の主要行事。《季 冬》
ろくおん‐いん【鹿苑院】
相国寺(しょうこくじ)内の塔頭(たっちゅう)。足利義満の修禅道場として開創。院主が歴代僧録に任じられた。
ろく‐ちじ【六知事】
禅宗寺院で、雑事や庶務をつかさどる六つの役職。都寺(つうす)・監寺(かんす)・副寺(ふうす)・維那(いの)・典座(てんぞ)・直歳(しっすい)の総称。
ろく‐はらみつ【六波羅蜜】
《「ろっぱらみつ」とも》大乗仏教における六種の修行。菩薩(ぼさつ)が涅槃(ねはん)に至るための六つの徳目。布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧。六度。
わ‐とう【話頭】
1 話をするきっかけ。話のいとぐち。また、話の内容。話題。「—にのぼる」 2 禅宗で、古則・公案のこと。
わ‐よう【和様】
1 日本固有の様式。日本式。日本流。和風。 2 書道で、日本風の書体。平安中期、小野道風(おののとうふう)に始まり、藤原行成(ふじわらのゆきなり)の世尊寺流によって大成。法性寺(ほっしょうじ)流...