げんし‐はんしゃ【原始反射】
新生児に見られる種々の反射。胎外の環境で生命維持をする上で不可欠なものが多く、サルと共通するものもある。通常、成長するにつれて消失する。吸啜反射、把握反射、モロー反射、ギャラン反射などが知られる。
げんし‐もけい【原子模型】
原子の構造や性質が視覚的にわかるようにした模型。J=J=トムソン・長岡半太郎・ラザフォード・ボーア・ゾンマーフェルトなどが種々のものを考案した。
げん‐しょく【原色】
1 まぜ合わせて種々の色を作るもとになる色。一般には赤・青・黄の3色。光の場合は、赤・緑・青の3色。 2 まじりけのない、純度の高い色。強く派手な色。「—のドレス」 3 絵画の複製や印刷などで、...
げんじ‐え【源氏絵】
1 源氏物語を題材として描いた絵の総称。絵巻・屏風(びょうぶ)絵など種々のものがある。 2 平安時代の風俗を物語風に描いた絵の俗称。
げん‐ねんりょう【原燃料】
原料と燃料を合わせた呼称。天然ガス、原油、石炭のように、燃料および種々の製品の原料のどちらにも用いられるものをさすことが多い。
こう【香】
1 種々の香料を練り合わせたもの。練り香。また、香木。たきもの。「—をたく」 2 「香道」の略。 3 「香合わせ」の略。 4 「香色(こういろ)」の略。 5 織り色の名。縦糸は赤、横糸は黄、また...
こう‐あわせ【香合(わ)せ】
1 種々の香をたいてその香の名をかぎ当てたり、匂いの優劣を競ったりする遊戯。 2 「薫物(たきもの)合わせ」に同じ。
こう‐がい【公害】
事業活動などの人為的な原因から、地域住民や公共一般がこうむる肉体的、精神的、物質的な種々の被害や、自然環境の破壊。大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・悪臭・振動・地盤沈下など。
こうげんこうたい‐はんのう【抗原抗体反応】
抗原と、これに対応する抗体とが特異的に結合して起きる種々の現象。生体に有利な免疫反応、不利なアレルギーやアナフィラキシーなどがある。
こう‐し【紅紫】
くれないとむらさき。転じて、種々の美しい色。「柱は花鳥を刻みなして、—の色彩を極(きわ)めたるさま」〈眉山・宝の山〉