ごうせい‐ようばい【剛性溶媒】
溶質を安定的に保ち、剛体に近い状態にして種々の測定を行うための溶媒。低温下で極度に粘性の高いガラス状の溶媒が用いられる。剛体溶媒。
ご‐おん【御恩】
1 他人を敬って、その人から受ける恩をいう語。「—をこうむる」 2 封建社会で、主君が臣下に対して与える恩恵。具体的には所領や種々の職(しき)を給与される。→奉公(ほうこう)
ごく‐さいしき【極彩色】
1 種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手でけばけばしい色彩。 2 派手な服装や厚化粧。「何時(いつ)よりは—のただ京人形を見るように思われて」〈一葉・たけくらべ〉
ご‐しき【五色】
1 5種の色。特に、青・黄・赤・白・黒をいう。また、種々の色。五彩。ごしょく。 2 多種多様。いろいろ。「五体には—の汗が流るる」〈浄・日本武尊〉
ごた‐くさ
1 種々の物事が入りまじって、雑然としていること。ごたごた。「お冬と云う叔母やお庄の結いつけの髪結が、—のなかへおずおず入って来た」〈秋声・足迹〉 2 もめごと。ごたごた。「めんどうな—が生じて...
ご‐ぼく【五木】
5種の木。特に江戸時代、用材の確保のために藩の領主によって伐採を禁じられた木。梅・桃・柳・桑・杉、また、槐(えんじゅ)・柳・桃・桑・梶の木など、種々の説がある。ごもく。
ご‐もく【五目】
1 五つの品。5種。 2 種々のものが入りまじっていること。「—焼きそば」 3 「五目鮨(ごもくずし)」「五目飯」などの略。 4 「五目並べ」の略。
ごもく‐じょうるり【五目浄瑠璃】
義太夫節で、種々の曲の一節を寄せ集めて1曲にしたもの。
ごもく‐そば【五目蕎麦】
肉・野菜・キノコ・卵など、数種の具をのせたかけそば。また、種々の具をのせた中華そば。
さ
[終助]種々の語に付く。 1 自分の判断や主張を確認しながら念を押す意を表す。「ぼくにだってできる—」「お歴々にも負けることはおりない—」〈浄・鑓の権三〉 2 傍観的な、多少投げやりな調子で、...