ないへいさ‐きん【内閉鎖筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。骨盤の内面で閉鎖膜とその周囲から起こり、小坐骨孔(しょうざこつこう)を通って、大腿骨(だいたいこつ)の転子窩(てんしか)につく。
ない‐まぜ【綯い交ぜ】
1 種々の色糸をより合わせて、紐(ひも)などをなうこと。 2 いろいろのものをまぜ合わせて一緒にすること。「虚実を—にして語る」 3 歌舞伎に用いる鉢巻きの一。丸ぐけの緒を縄のようになったもの。...
なか‐さだ【中さだ】
《「さだ」は時の意》筆跡などが古風でも近代風でもなく中期の様式であること。一説に、上手でもなく下手でもなく中等であること。「手はさすがに文字強う—の筋にて」〈源・末摘花〉
なか‐だか【中高】
[名・形動] 1 中央が小高く盛り上がって、周囲が低くなっていること。また、そのさま。「料理を—に盛る」 2 鼻筋が通って整った顔であること。また、そのさま。「—な(の)面立ち」
なか‐びしゃ【中飛車】
将棋の振り飛車戦法の一つで、飛車を5筋に移して中央突破をねらう指し方。
なからい【中らい/仲らい】
1 人と人の間柄。人間関係。「夫婦の—」 2 一族。親類。「上達部の筋にて、—も物きたなき人ならず」〈源・東屋〉
ながれ【流れ】
[名] 1 液体や気体が流れること。また、その状態や、そのもの。「潮の—が速い」「空気の—が悪い」「川の—をせき止める」 2 流れるように連なって動くもの。また、その動き。「人の—に逆らって歩...
ながれ‐の‐すえ【流れの末】
1 流れてゆく末の方。下流。「よどみしもまた立ち帰る五十鈴川—は神のまにまに」〈風雅・神祇〉 2 血筋などを受け継ぐ人。子孫。末流。「—のわれらまで、豊かに住めるうれしさよ」〈謡・養老〉
なが・れる【流れる】
[動ラ下一][文]なが・る[ラ下二] 1 ㋐液体がある方向へ道筋をなすように移動する。「川が—・れる」「潮が—・れる」 ㋑水滴などが筋となって伝わり落ちる。「汗が—・れる」「涙が—・れる」 ㋒液...
なさけ‐だ・つ【情け立つ】
[動タ四] 1 情けがありそうに振る舞う。「わざとならねど、—・ち給ふ若人は恨めしと思ふもありけり」〈源・藤裏葉〉 2 みやびやかなことをする。風流ぶる。「—・ちたる筋はこのころの人に、えしも勝...