はな‐ざら【花皿】
「花籠(けこ)」に同じ。
はなぞの‐おどり【花園踊(り)】
京都花園で、盂蘭盆(うらぼん)に少女らが灯籠を頭に載せ、笛・太鼓に合わせて踊った念仏踊り。江戸時代に盛んであった。
はなち‐どり【放ち鳥】
1 翼を切って池に放して飼う鳥。「島の宮勾(まがり)の池の—人目に恋ひて池に潜(かづ)かず」〈万・一七〇〉 2 飼っている鳥を逃がすこと。特に、放生会(ほうじょうえ)のとき、死者の追善のため鳥を...
はな・つ【放つ】
[動タ五(四)] 1 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを自由に動けるようにしてやる。「リスを公園に—・つ」「小鳥を籠から—・つ」 2 矢・弾丸などをうち出す。勢いをつけてある方向に飛ばす...
はな‐の‐かんばせ【花の顔】
花のように美しい顔。「—月の眉女子にして見まほしき優男(やさおとこ)」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
はな‐ぼう【端棒】
1 駕籠などの先を担ぐ人。先棒。 2 先に立って事をすること。また、その人。「おれが—で付いて見せねえぢゃあいかねえはさ」〈滑・浮世床・初〉
はや‐うち【早打ち】
[名](スル) 1 続けざまに早く打ったり打ち上げたりすること。「—の花火」「太鼓を—する」 2 (「早撃ち」とも書く)ピストルなどをすばやく撃つこと。また、続けて撃つこと。「—の名手」 3 野...
はや‐おい【早追い】
江戸時代、急用の際に、昼夜兼行で駕籠(かご)をとばした使者。はや。
はや‐かご【早駕籠】
急いで走らせる駕籠。特に、早打ちの使者を乗せた駕籠。はやうちかご。
はら‐いっぱい【腹一杯】
(副詞的にも用いる) 1 たくさん食べて、もうこれ以上腹に入らないこと。「—になる」「—詰め込む」 2 思う存分。「お国が—の我儘を働く間(うち)」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉