いじょう‐さんしきかく【異常三色覚】
先天色覚異常の一。色の識別に関与する3種類の網膜錐体細胞のうち、一つが正常に機能していない場合に起こる。通常の色覚と変わらない軽度のものから二色覚に近いものまである。いわゆる色弱のこと。→赤緑色覚異常
いそうさ‐けんびきょう【位相差顕微鏡】
無色透明な物体の部分的な厚さや屈折率の大小によって透過光に生ずる位相差を、位相板というフィルターを使って明暗の差に変えて見えるようにした顕微鏡。生きたままの細胞が染色せずに観察できる。1935年...
いちがた‐しきかく【一型色覚】
網膜にある3種類の錐体細胞のうち、L錐体に変異がみられるタイプの先天色覚異常の総称。二色覚と異常三色覚にみられる。
いちがた‐とうにょうびょう【一型糖尿病】
インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のβ細胞が破壊され、体内のインスリンが不足することによって起こる糖尿病。25歳未満の若年者に発症することが多く、急速に進行する。若年発症型糖尿病。インスリン依...
いち‐しきかく【一色覚】
先天色覚異常の一。色の識別に関与する3種類の網膜錐体細胞のすべて、または2種類の機能が失われている場合に起こる。色を識別できず、外界は白黒写真のように明暗と濃淡で知覚される。数万人に1人ときわめ...
いちじ‐きょうせい【一次共生】
細胞内共生説において、太古の地球で生じたとされる、真核生物がバクテリアを取り込んだ共生。それらのバクテリアはやがてミトコンドリアや葉緑体になったと考えられている。→二次共生
いっかせい‐はつげん【一過性発現】
外来の遺伝子を細胞や細菌に導入し、一時的にその遺伝子の発現が生じること。有用なたんぱく質などを効率よく作らせる場合などに利用される。
い‐でん【遺伝】
[名](スル) 1 生物の形質が遺伝子によって、親から子へ、あるいは細胞から次の世代の細胞へ伝達されること。遺伝子の本体であり生命現象の基本物質であるDNA(デオキシリボ核酸)が複製され、それを...
いでんし‐さいしゅうごう【遺伝子再集合】
型の異なる近縁のウイルスが同時に同一の宿主細胞に感染した際に、遺伝子の分節が混合して新型のウイルスが出現すること。 [補説]新型インフルエンザウイルスの出現は、遺伝子再集合によって起こると考えら...
いでんし‐そうさ【遺伝子操作】
遺伝子を人為的に組み換えたり、それを生細胞に移入したりして操作すること。