く‐じゅう【苦汁】
1 にがい汁。 2 つらい経験。「—を飲まされる」
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。
口(くち)なお乳臭(ちちくさ)し
《「漢書」高帝紀から》年が若くて経験の足りないさまをいう言葉。口なお乳臭(にゅうしゅう)。
嘴(くちばし)が黄色(きいろ)・い
《ひな鳥のくちばしが黄色いところから》年が若くて経験の足りないことをあざけっていう言葉。「まだまだ—・くて頼りにならない」
口脇(くちわき)黄(き)ば・む
幼稚で経験が少ないことをあざけっていう言葉。くちばしが黄色い。「さやうに—・みたるぬしたち」〈栄花・さまざまの喜び〉
口脇(くちわき)白(しろ)・し
年が若く経験が浅い。未熟であるさま。「—・き男、ちと出家をなぶり、理屈につめて遊びたやと思ひつつ」〈咄・醒睡笑・一〉
くどう‐きみやす【工藤公康】
[1963〜 ]プロ野球選手・監督。愛知の生まれ。昭和56年(1981)、西武に入団。投手として11度の日本一を経験し、通算224勝をあげた。引退後は指導者に転じ、平成27年(2015)にはソフ...
く‐はい【苦杯】
《にがい酒を入れた杯の意》にがい経験。つらい経験。
苦杯(くはい)を嘗(な)・める
にがい経験をする。苦杯を喫する。「あのチームには前回—・めさせられた」 [補説]「苦杯」を「苦敗」と書くのは誤り。
クラルテ‐うんどう【クラルテ運動】
バルビュスが第一次大戦の従軍経験から立ち上げた国際的な平和・反戦運動。日本からは小牧近江らが参加、のちに同運動の思想を反映した「種撒く人」誌を創刊。→クラルテ