ウロビリン【urobilin】
糞便中でウロビリノーゲンが空気に触れ酸化されて生じる褐色の結晶。
うん‐も【雲母】
六角板状の結晶をなす珪酸塩(けいさんえん)鉱物。花崗岩(かこうがん)などに含まれ、薄くはがれやすい。弾性に富み、耐火性が強く、真珠光沢がある。白雲母・黒雲母など数種ある。マイカ。きらら。うんぼ。...
うんも‐へんがん【雲母片岩】
白雲母や黒雲母と石英を主成分とする結晶片岩。泥岩(でいがん)などが広域変成作用を受けてできる。
うん‐りゅう【雲粒】
《「くもつぶ」とも》雲を構成する、直径数〜数十マイクロメートル程度の微小な水滴や氷の結晶。水蒸気が上昇気流によって上空に運ばれ、凝結・凝固したもの。
えいすい‐せき【鋭錐石】
二酸化チタンからなる鉱物。濃青・赤褐色・黒などで、細長く伸びる四角錐状結晶が多い。正方晶系。火成岩や変成岩に含まれる。アナタース。アナテース。
えき‐しょう【液晶】
液体と結晶との中間状態にある物質。液体の流動性と結晶の規則性とをあわせもち、光学的異方性を示す。透明な電極で挟んで、時計・パソコン・テレビ・携帯電話などの画面表示に用いる。液状結晶。
えきたい‐ほうゆうぶつ【液体包有物】
鉱物の結晶内に取り込まれた、液体を主とする包有物。結晶が形成される際に生じたクラック1から液体が入り込み、のちに閉塞されるなどしてできる。ふつう、数マイクロメートルから数ミリメートル程度。
エス‐オー‐アイ【SOI】
《silicon on insulator》シリコン基板上に薄い絶縁層を介して、シリコンの単結晶薄膜を形成し、この薄膜上に二次元的に広がった形で作製されたシリコンデバイス。従来のものに比して素子...
エス‐オー‐エス【SOS】
《silicon on sapphire》サファイア単結晶基板上にシリコン単結晶を気相成長させた構造。
エチレンジアミン‐しさくさん【エチレンジアミン四酢酸】
《ethylenediaminetetraacetic acid》アミノポリカルボン酸の一。無色の結晶性粉末で、水に溶ける。2ナトリウム塩などはほとんどの金属イオンとキレート化合物をつくるため、...