エックス‐せん【X線】
高速の陰極線が陽極に衝突したときに発生する放射線。電磁波のうち、波長は紫外線より短く、γ(ガンマ)線より長いもので、100〜0.01オングストローム程度。透過力が強く、また干渉・回折などの現象を...
エックスせん‐しゃしん【X線写真】
X線を光源として用いた写真。直接目で見えない物体内部の透過像を得ることができる。疾病の発見、美術品の鑑定、結晶構造の研究などに利用。レントゲン写真。
エッチ‐ディー‐ピー‐イー【HDPE】
《high-density polyethylene》高密度ポリエチレン。エチレンがほとんど枝分かれせず、直鎖状につらなる構造をもつ。強さと耐熱性でLDPE(低密度ポリエチレン)に勝る。結晶性の...
エヌ‐ピー‐ディー【NPD】
《nano-polycrystalline diamond》⇒多結晶ダイヤモンド
エネルギー‐たい【エネルギー帯】
結晶内の電子がとるエネルギー準位の構造。複数の原子の影響を受けることで、電子はある幅をもった連続的なエネルギー分布をもち、バンド構造を形成する。エネルギーバンド。
エピタキシャル‐せいちょう【エピタキシャル成長】
《epitaxial growth》基板となる結晶の上に、新しく結晶を成長させること。集積回路製作のために用いられる。エピタキシャル結晶成長。
エピタキシー【epitaxy】
ある結晶表面に、構造のよく似た他の結晶が成長する現象。ダイオードやトランジスターなどの製造工程に応用。
エフェドリン【ephedrine】
アルカロイドの一。無色の結晶。劇薬で、覚醒剤の原料。漢方薬の麻黄(まおう)に含まれ、明治18年(1885)長井長義が初めて抽出。喘息(ぜんそく)の治療に用いる。化学式C10H15NO
エル‐ティー‐ピー‐オー【LTPO】
《low temperature polycrystalline oxide》低温多結晶酸化物。また、それを用いた技術。液晶ディスプレーや有機ELディスプレーの各ピクセルを駆動制御する素子に用い...
エルビウムヤグ‐レーザー【Erbium-YAG laser】
YAGレーザーの一種。イットリウムとアルミニウムの複合酸化物からなるガーネット構造の結晶を製造する際に、エルビウムを添加した結晶を使用する。生体組織の水分に対する反応が高く、発熱も少ないため、そ...